HokkeBlog

より良く人生を旅するための手法を考察するブログ

想像力

今月の始めに交通事故に遭った。
車を運転していて、赤信号で停車したら、前方不注意の後続車に追突された。
いわゆるオカマ。

 

幸い、加害者は保険に加入していたので、治療費などの心配はない・・・と思っていたのだけど・・・


損害保険会社の担当者の態度があまりにも横柄で閉口した。
話し方があまりに高圧的。
今まで2,3度電話で話したけど、毎回毎回、気分の悪い思いをした。


こっちは自分の考えを一つ一つ説明したいのだけど、半分も話せないうちに遮ってまくし立ててくる。

整形外科には仕事の都合上、週末しか行けないので、日常的な痛みのケアとリハビリのために整骨院にも通っていると話すと「なんで整骨院に『固執』するのですか?そんなに整骨院に行きたければ『自費』で通ってください」という暴言を吐かれる始末。

「併用」している言ってるのになんで「固執」になるんだ?思い込みも相当激しいようだ。

保険会社は加害者と契約して、加害者から保険料を頂いて、その見返りに被害者と交渉する。だからこっちから見れば保険会社は加害者同然なのだろうけど、まったくもって「誠意」が感じられない。
話ぶりからして、むしろまるでこっちが加害者みたいな扱いだ。

交通事故事件に詳しい行政書士の大先輩や、整骨院の先生とか、いろんな人に相談したり愚痴ったりしたのだけど、相当ハズレな担当者ということだ。

とりあえず、保険会社のお客様相談窓口に電話して担当者を代えてくれるように言っているけど、どうなることやら。

 

まあ、保険会社の儲けは 

<契約者からの保険料>-<被害者や被害者の通った病院や整骨院に支払った金>

なので、後者が少なければ少ないほど、保険会社の利益は増加する。

だから、担当者はこっちが情弱だと思い込んであの手この手で金を払わないように持って行きたい、それでヤカラ飛ばすのだろう。

 

僕から見て、そのヤカラ担当者が一番残念に思うのは、

もし自分が誠実な対応をしたのなら、今度僕が何か損害保険の加入の必要を感じた時に自分の会社がファーストチョイスになる、

すなわち、自分の対応次第で、将来自分の会社の顧客になる可能性がある。
営業せずとも、自分が顧客を連れてくる・・・

そういった想像力が全く働いていないことだ。

今や小学生でもスマホを使いこなすネット社会だろうけど、いくらスタイリッシュなホームページを作ろうが、バズるためのSEO対策しようが、あるいはブログやSNSリア充アピールしようが、

口コミとか、紹介とか、リアルな人間同士の繋がりによる集客がやはりビジネスの王道なのではないだろうか。
あるいは、自身を心から応援したい人と思ってもらえるかどうか。

その残念な彼には、どのような流れで、自分の銀行口座に給料が振り込まれるか想像する発想もないのだろうなあ。
それどころか、自分が情弱な被害者にヤカラ飛ばせば、勝手にお金が振り込まれると妄想しているのかもね。

想像力は多くの生物で人間だけに与えられたもの。
言い換えれば想像力が人間を人間たらしめる。
人生も良くするのも悪くするのも、想像力次第だと思う。